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喉に広がる、あの刺激感が好き?実は体が求めていたのは「糖分」ではなく「シュワシュワ(炭酸)」だったのかも?

炭酸水を飲む女性

先日公開した「ゼロカロリー神話を科学する——人工甘味料は「太らない魔法」ではない」という記事で、現役マラソンランナー時代、練習後のシャワーを浴びた後に必ずペットボトル1本のコーラを飲み干していた話をお伝えしました。当時の私は、あの習慣を「頑張った自分へのご褒美」、疲れた時に欲する「甘いものへの欲求」だと思い込んでいました。

ところが、あの記事を書き終えて間もなく、ある大学での研究について書かれた記事と出会いました。もしかしたらあの時代に私の体が本当に欲していたのは、甘いコーラそのものではなく、あの喉に広がる「シュワシュワ」の刺激だったのではないか——。

目次

疲れた体が、なぜか炭酸を欲しがる

ボトルから炭酸水をコップに入れる

運動をした後、汗をかいた後、あるいは仕事で頭を使い切った後。「なぜか無性に炭酸が飲みたくなる」という感覚は、多くの方に心当たりがあるのではないでしょうか。

「疲れたから甘いものが欲しくなる」というのは、よく語られる話です。チョコレートなどは最高のご褒美ですが、疲れた時に手が伸びるのが、必ずしも甘いジュースとは限らないのかも知れないのです。何も入っていない、ただの炭酸水でも、あの刺激によって頭がスッキリと疲労感が軽くなるなら、私も積極的に飲むかも知れないと考えます。

もしそうだとすれば、私たちが本能的に求めていたのは「甘さ」ではなく、もっと別の何かだったのかもしれません。この記事を読むまではその事実を知らなかったのです。

甘さではなく、「シュワシュワ」が脳を動かしていた

炭酸水の爽やかイメージ

2026年7月、筑波大学の松井崇准教授(運動生化学)らのグループが、この疑問への手がかりになりそうな研究結果を発表しました。無糖の強炭酸水を飲みながら3時間のeスポーツを行うと、真水を飲んだ時より疲労感が抑えられ、楽しさが高まったといいます。判断力の低下や集中の途切れを示す瞳孔の縮小も防がれ、プレー中のミスも減ったことが確認されました。

興味深いのは、この効果が「甘さ」とは無関係に起きていたという点です。血糖値や唾液中のストレスホルモンを測定しても、強炭酸水と真水の時で大きな差はなく、甘い飲み物を飲んだときのような体への代謝負担はかかっていませんでした。研究チームによると、炭酸の刺激がのどに触れて脳幹に伝わり、神経活動を活性化させたとみられるとのことです。(出典:筑波大学 TSUKUBA JOURNAL)

つまり、疲れた時に体が欲していたのは、糖分でも甘さでもなく、あの「シュワシュワ」という刺激そのものだった可能性がある、ということです。

もしあの頃、無糖の炭酸水を選べていたら

ウォーキング中にペットボトルの飲料水を飲む男性

ここで、もう一つ気になって調べたことがあります。もしあの頃の私が、コーラの代わりに無糖の炭酸水を選べていたら、どうなっていたでしょうか。

正直その当時は甘味料入り炭酸飲料以外選びようがなかった、というのが事実でした。無糖の炭酸水がペットボトル入りの商品として広く普及したのは2011年、アサヒ飲料のウィルキンソンが全国発売されて徐々に普段飲みの飲料水として定着したそうで、それ以前炭酸水は瓶入りのものがバーなどでお酒の割り炭酸として使われる程度でした。私が汗を流していた現役ランナー時代にはまだ炭酸飲料が日常の飲み物として世の中に存在していなかったのです。

今なら選択肢も広がります。甘さではなく、あのシュワシュワの刺激を好んでいた可能性も。でも当時はまだ、それを叶える商品自体が、この国になかったので致し方ないですね。

先日、記事を書き終えたばかりの頃、偶然この研究に出会いました。甘さではなく、あのシュワシュワの刺激だったのかもしれない——そんな新しい視点との出会いに、理解がまた塗り替えられました。人間の体のことは、日々刷新され続けていて、この仕事を40年続けていても、まだまだ分かっていないこと、新事実が発見されたりの驚きだらけです。だからこそ、興味のアンテナを張り巡らせて知識を得ることは面白いのだと、あらためて感じています。

甘いものに手が伸びる瞬間、その奥に本当は何を求めているのか。頭がぼんやりする、集中力が続かない。そんな時は、この記事を読んだことを思い出して甘いものより先に、まず一杯の無糖の炭酸水を試してみてはいかがでしょうか?

そう言えば…なんだかスッキリしたって実感が得られるかも知れませんね。

あさがおパーソナルジム/あさがお整体院 加藤秀之

下高井戸駅 徒歩1分|あさがおパーソナルジム/整体院

甘さより、シュワシュワを選ぶ習慣を。

頭がぼんやりする、集中力が続かない。
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📍 東京都杉並区・下高井戸駅より徒歩1分

監修

あさがおパーソナルジム / あさがお整体院

国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー  加藤秀之

下高井戸駅から徒歩1分の場所で、地域とともに28年。 前職から数えて40年間、延べ15万件以上の施術・運動指導を行ってきました。

柔道整復師としても、膝・腰・肩などの運動器疾患に長年向き合い、 痛みの改善から再発予防まで一貫したサポートを行っています。

その中で強く感じているのは、 「痛みを取るだけでは根本的な解決にはならない」 ということです。

現在は、整体によって身体を整えた上で、 「一生歩ける体を作る」ための運動指導に力を入れています。

自身もアスリートとして身体の痛みを経験し克服したことから、
同じ悩みを持つ方に寄り添いながら、
再発しない身体づくりも積極的にサポートしています。

FAQ|無糖炭酸水と脳疲労についてよくある質問

無糖の炭酸水なら、どれでも同じ効果がありますか?

今回ご紹介した研究は強炭酸水を対象にしたものです。炭酸の刺激が弱いものより、強めの炭酸水の方が同様の効果を期待しやすいと考えられます。

炭酸水を飲みすぎても体に問題はありませんか?

無糖であれば糖分の心配はありませんが、飲みすぎるとお腹が張りやすくなる方もいます。ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で取り入れてください。


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この記事を書いた人

加藤秀之
国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー

大阪出身。18歳で上京し、昼は接骨院・夜は専門学校という生活を3年間続けて柔道整復師の国家資格を取得。

1998年に下高井戸で開業して28年目。

自身はフルマラソン・サブ3.1のガチランナーとして月400キロ走り込んだ経験から、予防は治療に優るから「治すより、病気しない・怪我しない」時代が来ると信じている。

現在も下高井戸商店街振興組合理事を24年間務め、
ご縁のある地域の方の健康と28年間向き合ってきた。

あさがおパーソナルジム/あさがお整体院(世田谷区下高井戸)1分

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