「まさか自分が」——健康自慢のランナーを襲った、ある朝の異変

Jさんとは、週末のジョギングクラブで長く一緒に走ってきた仲間でした。定年を間近に控え、これからの人生をどう楽しむか、という話をしながら遊歩道を並んで走っていたことを覚えています。健康には人一倍気を配り、体力にも自信を持っていたJさんに、脳梗塞が突然襲いかかりました。
左半身に残った麻痺。3ヶ月のリハビリ入院を経て

59歳。診断は脳梗塞、左半身に麻痺が残るという状態でした。Jさんはリハビリ専門病院に約3ヶ月入院し、集中的なリハビリに取り組まれました。退院時には杖を使えば歩けるところまで回復されていましたが、脚の運びのぎこちなさと、手の不自由さは残ったままでした。
なぜ「退院した後」が、本当の勝負なのか
脳梗塞のリハビリには、実は制度上の区切りがあります。医療保険によるリハビリは発症から最長180日とされており、その期間を過ぎると、多くの方は医療機関での集中的なリハビリから、介護保険を使った生活期のリハビリへと移行していきます(健康長寿ネットの解説)。
ここで見落とされがちなのが、退院後にリハビリをやめてしまうと、せっかく回復した機能が再び低下するリスクがあるという点です。「退院できた=治った」ではなく、ここからの過ごし方こそが、その後の人生の質を大きく左右します。
Jさんの場合、退院のタイミングで週1回の訪問コンディショニングを始めることになりました。手術後すぐの介入が鍵だったMさんのケースとは少し違い、Jさんにとっての鍵は「リハビリ専門病院を出た後の空白を作らないこと」でした。
遊歩道でのリハビリ、そして加圧トレーニングへ

最初の頃は、二人でよく走った遊歩道を使い、歩行訓練や早歩きから始めました。麻痺によって動きが狭まった関節を柔軟にするためのストレッチ、血行を促すための運動も並行して行いました。目指していたのは「治すこと」ではなく、Jさんがまた自分の足で、自分のペースで外を歩き、走れるようになることでした。
2ヶ月が経つ頃には通院も可能な状態まで回復し、そこからは店舗でのVRC加圧トレーニングも取り入れながら、体力そのものを底上げしていきました。目標として掲げたのは、マラソン大会への出場でした。
そして発病から約1年後、Jさんはジョギングクラブの仲間たちに支えられながら、5キロのマラソン大会を完走されました。
病院でも、介護保険でもない、その「隙間」に
病院でのリハビリにも、介護保険での訪問リハビリにも、それぞれ大切な役割があります。しかし、「もう少し頻度が欲しい」「専門的な機関に通うほどではないけれど、体を動かし続けたい」という、制度だけでは埋まらない隙間があるのも事実です。
私たちが目指しているのは、専門的な医療やリハビリの代わりになることではありません。その隙間を埋め、退院後の生活の中でリハビリを途切れさせないための、伴走者でありたいと考えています。
ご家族に麻痺や後遺症が残り、「これからどうすればいいのか」とお悩みの方は、一度私たちにご相談ください。
まずは、無料カウンセリングから。
電話・LINE・Google meet/Zoomでのご相談も承っております。
ご本人様、ご家族様、どちらからのご相談もお待ちしております。
📍 下高井戸を拠点に京王線・世田谷線沿線へ出張対応




執筆・監修
あさがおパーソナルジム / あさがお整体院
国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー 加藤秀之
柔道整復師として40年、約2万名に延べ15万件以上の施術・運動指導に携わってきました。膝・腰・肩などの運動器疾患に向き合う中で行き着いたのは、「痛みを取るだけでは根本的な解決にならない」という結論です。
現在は整体で身体を整えた上で「一生歩ける体を作る」運動指導に軸足を置き、痛みの改善だけでなく再発予防までを一貫してサポートしています。本記事の内容は、この臨床経験に基づいて監修しています。
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脳梗塞・脳出血の後遺症がある場合でも、訪問対応してもらえますか?
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はい、対応可能です。医師の診断のもと、現在の状態やこれまでの経過を丁寧に伺った上で、無理のない範囲で運動メニューをご提案します。
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介護保険の訪問リハビリと、御社のサービスは何が違いますか?
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介護保険サービスの回数・時間では物足りないと感じる方に、補う形でご利用いただいています。専門的な医療・リハビリの代わりではなく、日常生活動作の練習や運動習慣の再開に付き添う存在とお考えください。
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まだ杖歩行の段階ですが、依頼できますか?
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もちろんです。歩行が不安定な段階から、遊歩道での歩行訓練やご自宅での運動など、状態に合わせて進めます。

