最近、笑ってますか?
夜、テレビでバラエティ番組を見ている時、家族は声を出して笑っているのに自分は蚊帳の外。共感したふりして、口元は「ニヤリ」と動くだけ。
そういえば、最後に声を出して笑ったのは、いつだったでしょうか。
すぐに思い出せなかった方へ。この先に、思わず人に話したくなる数字が出てきます。
あさがおにはこんな会員さんがいます。5人のお子さんの子育てに追われ、自分のことは後回しの毎日を送っていました。そんなとき、「週1回30分の運動でも変われるよ」という妻の言葉に背中を押され、トレーニングを始めました。
最初は辛かった。。。辛かったけど、継続するうちに、身体の変化と同時に心持ちも明らかに変わり始めています。運動は身体だけでなく、心にも変化をもたらします。それは実践されている方達の間では、ごく当たり前のことなのです。
では「心が軽くなる」とは、どういうことなのか。「笑い」と体・心の関係を、深掘りしてみました。
よく笑う人と「ほとんど笑わない」人の間には、どんな違いがあるのか

2013年に、全国の65歳以上の約2万人(20,934人)が答えた調査があります。東京大学などの研究チームによるもので、「ほとんど笑わない」人は、「ほぼ毎日笑う」人に比べて、脳卒中と診断されたことのある人の割合が1.6倍、心疾患は1.2倍でした(Hayashi et al., J Epidemiol 2016)。
ただ、これは一時点の調査です。「笑わないから病気になった」のか、「病気だから笑えなくなった」のかは、この調査だけでは分かりません。
そこで、「笑い」について6年間追いかけた研究があります。2025年に東北大学の研究チームが、65歳以上の32,666人を約6年間追跡しました。ほぼ毎日笑う人と比べて、ほとんど笑わない人は、新たにうつ状態になるリスクが1.5倍高いという結果でした。笑う頻度が低いほど、リスクが高くなる傾向も見られています(東北大学プレスリリース)。
笑いは、座ったままできる運動です

厚生労働科学研究費の研究(福島県立医科大学・大平哲也教授ら、2013年度)によると、笑っている間の消費カロリーは、安静時より10〜20%増えます。1日10〜15分笑うと、1日の消費エネルギーが10〜40kcal増える計算です。
正直に言えば、カロリーだけを見れば大きな数字ではありませんから、笑えばダイエットになりますよ、という話ではないのです。
同じ研究では、糖尿病外来に通う48人が、笑いを生かした健康教室に週1回・8週間参加しました。するとHbA1cが平均6.63%から6.46%に下がり、通常の治療だけのグループより有意に低下したと報告されています(厚生労働科学研究成果データベース)。
がんを経験された43人が、毎日15分以上、漫才や落語を4週間見続けた研究(近畿大学、2023年)もあります。生活の質、不安、うつのスコアが改善し、数週間続けた頃から数値が動いています。対照群のない小規模な研究で、酸化ストレスの一部の指標など、変わらなかった項目もあります。それでも、毎日15分の笑いが心の状態と結びついている可能性を示した研究です(Sakamoto et al., Cureus 2023)。
今日の話のタネ
・ほとんど笑わない人は、ほぼ毎日笑う人より、うつ状態になるリスクが1.5倍(65歳以上・約6年追跡)
・笑っている間の消費カロリーは、安静時より10〜20%増える ・毎日15分の笑いで、心の数値が動いたという研究がある
結果がついてくるので運動は楽しくなる、笑顔を手に入れるための実践

健康長寿ネットに、印象的な報告が載っています。大阪府大東市が地元の大学と取り組んだ「笑い体操」です。冗談を交えながら行う体操で、70歳以上の医療費が1か月あたり31,960円から24,608円に、通院日数も8%減り、参加者は半年で倍増したと紹介されています。こうして医療費にかかった数字をリアルに出されると信憑性が増しますね。
その反面、運動が長続きしなかった主な原因の一つには、「楽しくなかった」の一言に尽きる、という指摘も添えられています(健康長寿ネット)。
あさがおの会員さんの継続年数は、平均5年になります。最長の方はなんと15年以上です!なぜそんなに長続きするのですか?その理由を聞かれるとき私たちはいつも、会員さんの声をご紹介します。
「こんなに運動が楽しくなるなんて、最初は想像してなかった。」
「いつも仕事で疲れていて、今日こそトレーニングをサボってしまえ、と思うんだけど、先生たちの顔を見ると来て良かったと思う。」
「先生たちは家族みたいね。」
69歳のパートタイマーの会員さんは、今は家族で一番の元気印だそうです。誰よりも体力があるので心にも余裕が出て、夫婦喧嘩もしなくなった、と話してくださいました。
我慢したんじゃなく、「体力と同時に心にも余裕ができた」ここ重要です。
会員さんの中にはすでにご存知の方もおられると思いますが、あさがおの名トレーナーであり妻の菜穂子は、大きな病を経験しています。そのことは「私たち」のページに書いていますので、興味を持ってくださった方は、ぜひそちらもご覧ください。
ここでは、その妻が病気から立ち上がっていく道のりで、大きな力をもらったものの話をさせてください。
妻はもともと、トレーナーとは無縁の人でした。イッセイミヤケなど一流ブランドのサンプルを縫い上げる、プロの縫製師でした。デザイナーが描いたデザイン画をもとに、パタンナーが起こした型紙どおりに生地を縫い合わせる。そんな仕事を長年続けていました。腕は一流でしたが、トレーニング理論も、解剖学も生理学も、食事の知識も、ゼロからのスタートでした。
菜穂子にはありがたいことに、運動が好き!と言うトレーナーとして最高の資質が備わっていました。私が勧めた専門書を読み、トレーニング手法は手取り足取り、トレーナーのイロハの「い」から伝えました。すると好きこそ物の上手なれ、スポンジが栄養分を吸収するように、今のステージまで登っていきました。
ある日、家族との会食で、妻の妹が聞きました。「なおちゃん、今の仕事はどうなの?」
妻は間髪を入れず、こう答えました。
「とても楽しい!会員さんが笑顔になってくれることは、今までの縫製の仕事にはなかったこと。会員さんと笑顔を共有できる今は、トレーナーが天職だとすら思っている」
妻が病気から駆け上がるように早期に回復したのも、1日も早く仕事に戻りたい意欲と共に、常に会員さんとの笑顔の共有があったからに他なりません。
私は笑顔の効能を、目の前で見てきた事実と照らし合わせた研究の数字からも納得しています。私たちは、笑顔は力なり、良いエネルギーは伝染すると信じて、日々、会員さんや患者さんに接しています。笑顔になってもらうために何をするべきかを、常に夫婦で考え、行動しています。利用者さんと私たちの笑顔は、共有できる最大のご褒美です。
「ニヤリ」が「大笑い」に変わるとき

冒頭の、5人のお子さんの子育てに追われていた会員さんの話に戻ります。
通い始めて3か月。体力が驚くほど戻り、筋力がついていくのが分かる。体が軽くなっただけでなく、心にも余裕ができて、週末には新しいことにもチャレンジできるようになった。そう話してくださいました。
あなたも、家族のことを優先して、自分のことは後回しにしてきたのではないでしょうか。テレビの前で「ニヤリ」と口元だけ動かしていた、いや、笑うことの出来なかったあの夜のように。
笑いは、頑張って増やすものではありませんが、笑える人と、笑える場所があれば、自然に自分の周りの笑いは増えていく。私たちは、そう実感しています。
あさがおは、運動をしに来る場所です。けれど、気づくと、気にせず笑える場所になっていたりします。ちなみに私は大阪人で、笑いのツボは吉本新喜劇系です。
家庭でもどこでも「ニヤリ」ではなく「大笑い」が出たら、それが体も心も軽くなったいちばんの証拠です。あさがおには、まずは気軽に、おしゃべりしに来てください。
「ニヤリ」を、「大笑い」に。
整体で体を整え、トレーニングで動かして、気づくと笑っている。
そんな場所が、下高井戸にあります。
まずは気軽に、おしゃべりしに来てください。
臨床経験
施術実績
継続年数
📍 東京都杉並区・下高井戸駅より徒歩1分
執筆・監修:加藤秀之
あさがおパーソナルジム / あさがお整体院
国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー 加藤秀之
柔道整復師として40年、延べ約20,000人に、15万件以上の施術・運動指導に携わってきました。膝・腰・肩などの運動器疾患に向き合う中で行き着いたのは、「痛みを取るだけでは根本的な解決にならない」という結論です。
現在は整体で身体を整えた上で「一生歩ける体を作る」運動指導に軸足を置き、痛みの改善だけでなく再発予防までを一貫してサポートしています。本記事の内容は、この臨床経験に基づいて監修しています。
FAQ よくある質問
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笑うだけで、本当に健康になれますか?
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ほとんど笑わない人ほど、脳卒中の経験や、その後のうつ状態が多かったという研究結果があります。ただし、これらは笑いとの「関連」を示したもので、笑えば病気を防げると証明されたわけではありません。笑いは、運動・食事・睡眠と並ぶ毎日の習慣のひとつとして取り入れるのがおすすめです。
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最近笑うことが減りました。何から始めればいいですか?
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無理に笑おうとしなくて大丈夫です。研究では、毎日15分程度の漫才や落語を見るところから始めた例があります(近畿大学、がん経験者を対象とした小規模な研究)。あわせて、誰かとおしゃべりする時間をつくるのもおすすめです。あさがおでも、先生とのおしゃべりが楽しみで通っているという声をいただいています。
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運動が苦手で、続けられるか不安です。
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マンツーマンで、その日の体調や体力に合わせて進めますのでご安心ください。週1回30分から始めて、体も心も変わってきたという会員さんがいらっしゃいます。会員さんの継続年数は平均5年です。
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整体とトレーニング、どちらから始めればいいですか?
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痛みや違和感がある方は、まず整体カウンセリングからおすすめしています。体を整えてから鍛える、これがあさがおの順番です。どちらか迷う場合も、LINEやカウンセリングで、お気軽にご相談ください。



