運動不足だった身体を整体 &トレーニングでリフレッシュしませんか?

テレビCMでも実感する、増え続ける認知症ー原因物質は40代からたまり始める。今からできる「若脳(わかのう)習慣」

元気に運動して認知症を防ぐミドル女性

最近、テレビで認知症に関するCMを見かけることが増えたと感じませんか。

2026年春頃から、製薬会社によるアルツハイマー病の啓発CMが全国で放映されています。監修した医師によると、原因物質の一つとされる「アミロイドβ」は、症状が出る10〜20年以上前から脳にたまり始めるのだそうです。(出典:日本イーライリリー プレスリリース)65歳以上で認知症の人は、2022年の時点で約443万人。2030年には500万人を超えると推計されています。

つまり、50代で症状が出る人なら、すでに30代〜40代のうちから脳の中では変化が始まっているということです。

でも近隣の商店街の50代以降の仲間たちにそのことを伝えても、自分ごとと捉えてくれる人は皆無。「今大丈夫なんだから俺には関係ないよ」「親が認知症だけど、自分は大丈夫」と、根拠のない自信からこの話には興味をもたないのが実情です。ですが、なぜCM広告までするようになったのか、この記事を読み進めることで、認知症は人ごとではないことに気づくはずです。

「まだ先の話」と思っていた認知症が、実は今の自分の暮らしとつながっている。この記事では、気づく前からできる「脳を守る方法」を、40年間、体と向き合ってきた私の経験からお伝えします。

目次

「最近、認知症のCMをよく見るなぁ」と勘づいたあなたへ

認知症で思い出せないシニア男性

夕方のニュースの合間や、ドラマのCMで、認知症の広告が流れる。

「自分はまだ大丈夫」と思いながらも、なんとなく気になってしまう。人の名前がすぐに出てこなかったとき、ふとCMの映像が頭をよぎる。親の顔が浮かんだ方もいるかもしれません。

その感覚は、気のせいではありませんし、とても大切な気づきでもあります。認知症をめぐる状況は、ここ数年で大きく変わってきています。なってしまってから治すのは難しくても、予防できる部分があることが、研究で分かってきたからです。

なぜ今、認知症のCMが増えているのか?実は原因物質は、40代からたまり始めている

脳にアミロイドβが蓄積するイメージ画像

アルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβや、もうひとつの重要な物質であるタウたんぱくは、症状が出るずっと前から、静かに脳にたまっていきます。

実は、10月29日放送の「林修の今知りたいでしょ!」(テレビ朝日)でも「アミロイドβは40代からすでにたまり始めている可能性がある」と紹介されていました。その原因が分かり始めてきた今、認知症は高齢者だけの話ではありません。40代・50代からの「準備の有無」がその後の人生の明暗を分けます。

「早く気づいて、受診する」時代に入った

医療の進歩により、認知症は「早く気づくほど、出来ることが増える」対策可能な病気になってきました。製薬会社がCMで専門医への受診を呼びかけるようになったのも、この流れの中にあります。

認知症の45%は、予防や先送りができる可能性がある

ここで、ぜひ知っておいてほしい明るいニュースがあります。

2024年、世界的に権威のある医学誌『ランセット(The Lancet)』に、世界の認知症の専門家たちによる報告が載りました。そこには、認知症のリスクを高める「自分で変えられる14の要因」が挙げられています。そして、これらにすべて手を打てれば、認知症の約45%は防いだり、遅らせたりできる可能性があるというのです。(出典:The Lancet 2024年報告)

14の要因には、高血圧や糖尿病、喫煙のほか、耳の聞こえにくさや大気汚染まで入っています。そして、もちろん「運動不足」も。しかも、手を打つなら早いほど効果が大きく、とくに18〜65歳の「中年期」の対策が大切だとされています。

番組でも、WHOの最新ガイドラインをもとに、聴力低下や大気汚染といった意外なリスクが取り上げられていました。予防の考え方は、いま世界的に大きく進んでいます。

気づく前にできること——運動で脳に増える「BDNF」

公園を元気にジョギングする

CMが伝えているのは「早く気づいて、受診を」というメッセージです。

では、気づく前の私たちにできることは何か。私がいちばんお伝えしたいのは「運動」です。明確なエビデンスがあるからです。

BDNFは「脳の肥料」

脳内の海馬の位置イラスト

運動をすると、脳の中で「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質が増えます。名前は難しそうですが、働きはシンプルです。畑の肥料が野菜を育てるように、脳の神経細胞を育てて守ってくれます。これまでの認知症予防セミナーでも「脳の肥料」とお伝えしています。

とくにBDNFが大きく関わるのが、記憶を司る「海馬」です。海馬は年齢とともに少しずつ小さくなり、これが記憶力の低下や認知症のリスクにつながっていきます。

運動で、海馬が大きくなった

アメリカで、こんな研究があります。認知症のない高齢者120人を、ウォーキングなどの有酸素運動をするグループと、ストレッチだけのグループに分けて、1年間追跡調査しました。

結果はどうだったと思いますか?有酸素運動のグループでは、記憶をつかさどる海馬が約2%も大きくなっていました。何もしなければ年をとって縮んでいくはずだった1〜2年分を、取り戻した計算です。海馬が大きくなった人ほど血液中のBDNFも多く、記憶力のテストの成績も上がっていました。一方、ストレッチだけのグループでは、海馬は小さくなっていました。(出典:Erickson KI et al., PNAS 2011)

年齢を重ねてからでも、運動で脳は変えられる。これは、私が現場で会員さんの変化を見てきた実感とも重なります。

「今の自分の体力で、何から始めればいいのか知りたい」という方は、LINEでも気軽にご相談頂けます。→ LINEで相談する

実は、先日放送されたテレビ番組でも、このBDNFが取り上げられていました。簡単なヒップホップダンスで体を動かすことでBDNFが分泌され、認知機能の維持に役立つという内容です。

でも、テレビを見ていて思いました。どんなにダンスに効果があっても、「経験ないのにダンスは無理!」50代・60代でいきなり踊るのはハードルが高いですよね。楽しそうに踊るスタジオの様子を見て、私と同じように「自分には無理」と感じた方が多かったのではないでしょうか。でも安心してください。BDNFを増やす方法は、ダンスだけではありません。

あさがおで、以前からお伝えしてきたこと

5月29日加藤代表のセミナー風景

運動で脳を守る。この考え方は、私たちが以前からブログやセミナーでお伝えしてきたことそのものです。

2026年5月と9月の2回、認知症専門医の久米一誠先生(桜上水駅前内科)と認知症予防セミナーを開催しました。第1回の会場は赤堤ゴルフクラブ、第2回はあさがおパーソナルジムです。

第1回で私は参加者の皆さんに、「海馬・BDNF・マイオカイン、この3つの言葉をぜひ覚えて帰ってください」とお話ししています。当日の内容は、こちらの記事で詳しくレポートしています。

「50代からの対策が、未来のあなたと家族を守る」——認知症予防セミナーを開催しました【赤堤ゴルフクラブ】

第2回では、久米先生には医師の立場から認知症の最新情報と予防のエビデンスを、私からは「運動が脳に与える効果とメカニズム」をお話ししました。ご自宅でできる予防運動も、参加者の皆さんと一緒に実践しています。

だからこそ、テレビ番組でも同じことが紹介されたのは、正直うれしかったですね。私たちが現場で積み重ねてきたことが、間違っていなかったと感じられた瞬間でした。

セミナーでお伝えしている「脳を守る運動」は、あさがおの体験会でも実際に体験していただけます。運動が久しぶりの方も、まずはのぞいてみるくらいの気持ちでどうぞ。→ 体験トレーニングについて見る

50代から無理なく続けられる「若脳習慣」

番組の最後に紹介されていたのも、やはり「運動」でした。ダンスでなくても、自分に合った方法で体を動かすことが、脳を守る第一歩になります。

大切なのは、特別なことより「続けられること」です。

① 少し息がはずむウォーキング

先ほどの研究で効果が確認されたのも、ウォーキングを中心とした有酸素運動でした。おしゃべりはできるけれど、歌うのは少しきつい。そのくらいのペースが目安です。

私たちがおすすめしているのは、信州大学の能勢博先生が考案した「インターバル速歩」です。「ややきつい」と感じる早歩きと、ゆっくり歩きを3分ずつ交互に繰り返すだけ。1日5セット以上、週4日以上を目安に続けます。

インターバル速歩の歩き方とその根拠(メディカルノート|能勢博先生)

② 楽しいと感じる運動を選ぶ

豊かな自然と青空のもと、軽快な足取りで生き生き歩く女性の笑顔の姿の画像

ダンスやゴルフ、テニス、山登りなど、「楽しい」と感じる運動は続きます。音楽に合わせて体を動かしたり、仲間と会話したりすることも、脳にとっては良い刺激になります。

③ 筋肉を守るトレーニング

パワープレートでスクワット運動を指導するトレーナー

筋肉が減ることも、認知症のリスクと関わっています。歩く力を支える脚やお尻の筋肉を守ることは、脳を守ることにもつながります。

「どのくらいの強さで運動すればいいか分からない」「膝や腰が心配」という方も大丈夫です。あさがおでは、整体で体の状態を確かめてから、その方に合った無理のない運動をご提案しています。

体験会のご予約・ご相談はこちら

筋肉が減ると認知症リスクも上がる?最新研究からわかった意外な関係

「気づく」の前に、「守る」を始めましょう

偶然見た認知症のCMが、体と脳のことを考え始めるいいきっかけとなっているのではないでしょうか。

当院の会員さんにも、50代、60代、70代から運動を始めた方がたくさんいます。「こんなに運動が楽しくなるなんて、最初は想像していなかった」——そう話してくださる方の表情は、通い始めた頃より、ずっと生き生きしています。

もちろん、皆さんが認知症予防をきっかけに通い始めた訳ではありません。目的は人それぞれですが、通い始めた会員さんの多くは、運動が苦手だったり、何から始めればいいか分からなかったりした方々です。健康生活のスタートを切るために、まずは気軽にご相談ください。体を整えるところから、一緒に始めていきましょう。

下高井戸駅 徒歩1分|あさがおパーソナルジム/整体院

認知症は防げる

脳の肥料・BDNFを増やす運動は、50代からでも始められます。

膝や腰が心配な方も、まず整体で体を整えてから、
あなたに合った「若脳習慣」を一緒に始めましょう。

40年柔道整復師としての
臨床経験
約20,000人これまでの
施術実績
平均5年会員様の
継続年数

📍 東京都杉並区・下高井戸駅より徒歩1分

執筆・監修:加藤秀之

あさがおパーソナルジム / あさがお整体院

国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー 加藤秀之

柔道整復師として40年、延べ約20,000人に、15万件以上の施術・運動指導に携わってきました。膝・腰・肩などの運動器疾患に向き合う中で行き着いたのは、「痛みを取るだけでは根本的な解決にならない」という結論です。

現在は整体で身体を整えた上で「一生歩ける体を作る」運動指導に軸足を置き、痛みの改善だけでなく再発予防までを一貫してサポートしています。本記事の内容は、この臨床経験に基づいて監修しています。

🍚 食事面は、菜穂子の「元気ごはん」もチェック

会員さんの声を聞きながら作っている実例レシピを、Instagramで発信しています。

元気ごはんを見る

FAQ|認知症予防と運動でよくある質問

認知症の原因物質は、何歳ごろからたまり始めるのですか?

アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβは、症状が出る10〜20年以上前から脳にたまり始めるといわれています。40代からすでにたまり始めている可能性も指摘されており、症状がない今のうちからの対策が大切です。

認知症は予防できるのですか?

医学誌『ランセット』に掲載された2024年の報告では、高血圧や運動不足など自分で変えられる14の要因にすべて対処できれば、認知症の約45%は防いだり遅らせたりできる可能性があるとされています。運動は、その中でも今日から始められる対策のひとつです。

運動が苦手でも、脳を守る習慣は始められますか?

始められます。少し息がはずむくらいのウォーキングや、早歩きとゆっくり歩きを3分ずつ繰り返すインターバル速歩など、特別な運動でなくても大丈夫です。大切なのは、無理なく続けられることです。

膝や腰に痛みがあっても、運動を始められますか?

あさがおでは、整体で体の状態を確かめてから、その方に合った無理のない運動をご提案しています。痛みが心配な方も、まずは体験会やLINEでお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

加藤秀之
国家資格・柔道整復師×パーソナルトレーナー

大阪出身。18歳で上京し、昼は接骨院・夜は専門学校という生活を3年間続けて柔道整復師の国家資格を取得。

1998年に下高井戸で開業して28年目。

自身はフルマラソン・サブ3.1のガチランナーとして月400キロ走り込んだ経験から、予防は治療に優るから「治すより、病気しない・怪我しない」時代が来ると信じている。

現在も下高井戸商店街振興組合理事を24年間務め、
ご縁のある地域の方の健康と28年間向き合ってきた。

あさがおパーソナルジム/あさがお整体院 下高井戸駅徒歩1分

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